どうもフミです!
着工合意を終え、いよいよ着工の日が近づいてきました。
打ち合わせを重ねるにつれて我が家でもさまざまなオプションの検討行い、採用してきたですが、その中でも大きなオプションの一つにエコカラットプラスがあります。
我が家はリビングテレビ背面の壁にエコカラットプラスを設置し、壁掛けテレビけテレビにすることにしました。
そこで今回は我が家がエコカラットプラスを採用した理由と、特徴について紹介していきたいと思います。
今家づくりの最中でエコカラットプラスを採用するか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
我が家が採用した理由
決してオプションの中でも安くはないエコカラットプラスですが、悩んだ末に我が家では採用しました。
リビングに力を入れたかったため
住宅展示場や完成住宅の見学会を重ねるにつれてリビングや玄関、トイレに力を入れている家を多く見てきました。
家族や来客が普段目にする機会が多い場所には力を入れたい思いが夫婦ともにあり、我が家の場合テレビ背面の壁が広いこともあって何かしらのアクセントを入れたいと考えることに。
選択肢としては
- アクセントクロス
- アクセントウォール
- ウッドタイル
- エコカラットプラス
で悩んでいたのですが、機能面も考慮して我が家ではエコカラットプラスを採用することになりました。
より快適な室内環境にしたかったから
家族が長く滞在するリビングの室内環境には力を入れたいと思っていました。
以前の記事でも紹介しましたが妻の気管支が弱いこともあり、

床暖房を採用したのですが、より室内環境が整えられる一つの手段としてエコカラットプラスを取り入れることに。
エコカラットプラスって?
以前から発売されているエコカラットが2014年にデザイン・機能面を大幅に向上しリニューアルされたものが、現在のエコカラットプラスになります。
我が家が採用したストーングレースは2017年に発売され、エコカラットプラスの製品の中の一つで大きな石目が特徴的です。
見た目が石っぽいデザインがイメージとしてあるかもしれませんが、他にも木目調や北欧風など一見エコカラットプラスに見えない種類も多く登場しています。
エコカラットプラスの価格
リクシルの製品紹介によると5,800円~12,900円/㎡と種類によって値段が変わってきます。
ちなみに我が家の場合施工範囲は約12㎡で施工費込みの合計金額としては27万円!
…高い!
リクシルのカタログと比較しても割高な気もしますが、施工費や利益率が含まれているのであればしょうがないですかね…
エコカラットプラスで壁掛けテレビは可能?

エコカラットプラス自体は焼き物であるため、直接金具を取り付けたりフックや押しピンなどを付けるのは推奨されていません。
しかし、エコカラットプラスを施工する前であれば、壁掛けテレビの設置は可能です。
実際にエコカラットプラスに取り付けるのではなく、テレビ金具の設置部分のみ下地だけにすることで、エコカラットプラスの壁掛けテレビをしているように見せることができます。
施工する前にどの金具を取り付けるのか前もって準備が必要なので、ハウスメーカーや施工業者に確認することをお勧めします。
エコカラットプラスのメリット
エコカラットプラスのメリットもあらためて紹介します。
調湿性能がある
エコカラットプラスの代表的な機能の一つとしては部屋の湿度が高い時には吸収し、乾燥しているときには放湿してくれる機能があります。
その性能は非常に高く、同じように調湿機能がある木材や珪藻土と比べてもその性能の高さがうかがえ、初期のころ発売されたエコカラットと比較しても現在のモデルでは調湿機能が約2倍になっています。
もちろんエコカラットプラスの施工範囲や部屋の広さによって効果には差がありますので、そこは注意がひつようです。
有害物質を吸着してくれる
シックハウス症候群の予防に一役買ってくれます。

建材に含まれているホルムアルデヒドやトルエンなどの化学物質を長年にわたって吸い込むと、頭痛や咳、鼻水などのアレルギー症状につながり、特に子供などは体も小さくより影響を受けやすいと言われています。
最近のハウスメーカーの建材には有害物質を抑えている物も多く、使用料も国が厳しく規制しているので安心ではありますが、家具に使われる合板にも含まれているので注意が必要です。
健康被害につながるVOC(揮発性有機化合物)の吸着力も初代のエコカラットと比べて性能は3倍になっています。
デザイン性に優れている
壁に対するアクセントの一手段としてエコカラットプラスは非常に人気があります。
最近ではアクセントクロスや住友林業の3種の神器のウッドタイルなど様々な種類がありますが、玄関やトイレ、リビングなど幅広く使え、部屋の印象づくりを大きく左右し、種類も豊富で石目長のものから木目、モザイク調など一見エコカラットに見えない種類も最近増えてきています。
消臭機能がある
エコカラットプラスには調湿だけではなく消臭機能にも長けています。

我が家の場合、キッチンを比較的オープンにしていることや、将来的には猫を飼いたいと考えていることもあり、臭いが溜まらない住まいづくりを目指しました。
もちろんエコカラットプラスだけでは十分に機能しないでしょうから、換気や空気清浄機などを併用しながらより快適な空気環境を整えていきたいところです。
掃除がしやすい
現在発売されているエコカラットプラスでは静電気が発生しにくく、ほこりが溜まりにくく掃除がしやすい特徴もあります。
それでも凹凸があるデザインは汚れが溜まることもありますが、その際は市販の家庭洗剤や水拭きによって掃除が可能なので、いつまでもきれいな状態をキープをできるのも大きなメリットですね。
エコカラットプラスのデメリットを確認
もちろんエコカラットプラスにもデメリットが存在します。
価格が高い

先ほど紹介したようにある程度価格が高くなるのがデメリットの一つです。
採用するエコカラットプラスの種類や施工範囲によって値段が大きく前後しますが、通常の壁紙に使用されるクロスと比べて10倍以上の価格差が生じます。
また、施工費もかかるため施工するメーカーに確認が必要ですね。
割れや欠けに注意が必要
エコカラットプラスも焼き物の1種なので、硬い物が当たると割れや欠けにつながる恐れがあります。
欠けた場合は補修材で目立ちにくくすることも可能ですが、掃除機や子供のおもちゃなどぶつかりやすい物には普段から注意が必要なのかもしれません。
機能性のために範囲が必要
エコカラットプラスの機能を十分に発揮するためには、ある程度の施工範囲が必要になってきます。
リクシルの公式サイトによると12畳程度のリビングで4~6㎡、トイレや洗面台のような比較的狭い空間で1~2㎡の施工範囲が必要になってきます。
一度位置を決めたら変更できない
通常のクロスは張替えが比較的簡単で費用もそこまでかからないのですが、エコカラットプラスは下地に専用の接着剤を使用して取り付けるのですが、剥がすのが非常に困難になるので、施工位置は十分に検討する必要があります。
まとめ
- 調湿機能がある
- 有害物質を吸着してくれる
- デザイン性がある
- 消臭機能がある
- 掃除がしやすい
- 価格が高い
- 割れや欠けに注意
- 一度施工すると剥がせない
- ある程度の範囲が必要
デザインと機能面から我が家では採用することになりましが正直ぜいたく品ですし、施工位置を玄関やトイレに変更すれば費用も抑えれたかもなーっと思ってはいますが、毎日長い時間を過ごすリビングの見た目にはかなりこだわりました。
今回の記事が少しでも家づくりをされている方の参考になれば幸いです。
コメント