住友林業の平屋で1年点検!問題ポイント6選

2021年6月に家の引き渡しが行われ、住み始めて1年が経過しました。

時間と共に新築の新鮮さも徐々に薄れ、住み続けるうちに予想外のトラブルに見舞われてしまうケースも少なくありません。

我が家も基本的にはとても快適に生活をしているのですが、それでも大小さまざまなトラブルが出てきました。

今回は1年点検時に見てもらったポイント6カ所を1例ですが紹介できればと思います。
実際の保証やアフターの流れも合わせて解説していくので、少しでも参考になれば幸いです。

フミ

いつまでも引き渡しの時の綺麗な状態…とは中々いかないですね

目次

点検ポイント

今回の点検箇所は以下です。

キャプション
  • 床・クロスの傷
  • 床暖房のスイッチが逆
  • 外壁タイルの欠け
  • キッチンのコーキングが裂ける
  • 建具の内部結露

クロス・床の傷

日々の生活で傷や汚れは気を付けていても避けることは難しく、子供がいるご家庭はなおさらかと思います。

フミ

我が家も物を落としたり、子供に何カ所も床やクロスに傷をつけられました…

床の傷

その中でも特にひどい箇所がリビングと脱衣所にできた傷、床材がえぐれるほどの深さになっています。

我が家の床材は挽き板を採用し、中の合板が見えるほどの深さではなかったのですが、トゲやささくれができるとケガに繋がるので早めの補修が必要です。

2枚目は脱衣所。
妻がドライヤーを落としてできた傷です。

フミ

めり込むように傷が出来てしましました。

他にも細かい傷や汚れはたくさんあるのですが、今回はとくに酷い2カ所をみてもらいました。

結果としては火災保険の範囲内で修理しましょうとの結論に。

床にできた傷は内容によって火災保険が適用されるかどうか判断され、
ケガに繋がらない場合の傷、へこみは費用が発生する可能性があります。

クロスの亀裂

クロスは亀裂とシワ

新築では1年~2年の間に家の建材が乾燥して収縮する影響でクロスが引っ張られ、亀裂やしわができやすいとのこと。

通常2~3年経過を見て建材が安定してからクロスの張替えをすることが多いそうですが、今回はキッチンとクローゼットのシワが酷いので合わせて交換してもらえることになりました。

クロスの補修

後日業者にて張替え作業。
周りが汚れないよう保護をしたうえで作業を行い、綺麗に仕上げてもらいました。


床暖房のスイッチ

我が家では床暖房を

  • リビング
  • ダイニング
  • キッチン

3カ所に入れているのですが、スイッチを押すと別の場所が温まるようになっていました。

リビングスイッチ⇒ダイニング
ダイニングスイッチ⇒リビング

フミ

確認してもらうと施工したガス会社の配線ミスと判明し、後日業者の方が配線交換を行ってくれました。

外壁タイル

タイルは耐久力が高く汚れには強いですが、衝撃で欠けることがあります。

フミ

庭の外壁タイルが欠けており、バーベキューをしたときに物をぶつけたみたいです…

タイルの欠けも後日補修してもらいました。

キッチンのコーキングの裂け

キッチンコンロ上にあるコーキング部分が一部裂けてきました。

キッチン周りの掃除をしている時に気づき、触ると亀裂がどんどん広がってしまう状態に。

コーキングの補修

塗りなおし作業を行ってもらいました。

コーキングがかなり薄めに施工したことが原因のようで、見た目は良いのですが亀裂ができると汚れや水が溜まってしまう恐れもあるため、修理時は少し厚めに施工してもらうことにしました。

建具の内部結露

我が家のトラブルで一番大きかった問題は建具の内部結露です。

廊下からリビングに入る引き戸と脱衣所に入る引き戸2カ所が不自然に熱を帯びており、日によっては水滴が付くほど結露をしていることがありました。

いくら何でも濡れすぎ…

引き戸は壁と壁の間に入り開閉する戸袋式引き込み戸で、結露するときはいつも扉が壁内部に引き込まれている時に起こっていました。

夏場の結露が多く、1年点検時にも扉の熱感と湿り気を感じたので再度報告し後日改めて調査をすることになりました。

結露の原因

結論から言うと気密テープの貼り忘れでした。

ホームテックの担当者の方と大工さんが調査に訪れ、屋根裏から内部を調査し発覚。

灼熱の気温の中30分以上調べてくれました

天井裏の熱が下に行かないよう、通常は断熱材の下に気密テープを張るのですが2カ所貼り忘れていたと。

それにより天井裏の熱気が断熱材を伝って建具に入り込み、引き戸が熱を帯びて気温差によって結露を起こしていたようでした。

フミ

担当が現場の確認をした時にはすでに断熱材が施工しており、まさか気密テープが張られていないとは思わなかったと。

断熱材を一旦外したうえで改めて気密のテープを張ってもらい、
それ以降引き戸が熱を帯びたり、結露をすることは無くなりました。

住友林業のアフターメンテナンスについて

住友林業は60年の保証期間を設けています。

構造躯体、防水が対象で30年目に有料メンテナンスをすることで最大60年まで延長ができ、その間12回の定期点検を行うことが出来ます。

出典:https://sfc.jp/ie/support/

家の引き渡し後はアフターを専門とする住友林業ホームテックが担当になり、点検は無料で行ってくれますが、補修や部品交換など内容によっては費用が発生する可能性もあります。

フミ

今回の点検における床暖房の配線交換や、クロスや外壁タイルの補修、建具の結露調査もすべて無料で行ってくれました。

まとめ

今回は我が家の1年点検の紹介をさせてもらいました。

点検内容
  • 床、クロスの傷
  • 床暖房のスイッチ
  • 外壁タイルの欠け
  • 建具の結露
  • キッチンのコーキングの裂け

床やタイルの傷は普段使いの中で発生したものですが、床暖房の配線や建具の結露は施工不良によるものでした。

実際の点検期間や方法は各ハウスメーカーによって違うと思いますが、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

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